磯竿を選ぼう
どんな竿を選べば良いの?
そんな初心者の人に、まずは、磯竿の選び方を案内します。
磯竿の長さや硬さはどんなのが良いのか?
または、外ガイドが良いのか中通しが良いのか?
磯竿の選び方を案内していますので、購入前に必ず確認してもらうと良いと思います。
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扱いやすさ
磯竿は、手の延長のように使いやすい竿を選びましょう。竿とリールは釣具の中で、中心となる釣具です。この2つはお小遣いの中で、出来るだけ良いものを揃えた方が良いです。
下手なものを購入してしまうと、安物買いの銭失いになってしまいます。良いものを長く使った方が、結果お得だと思います。
これから下記で案内する用途によって磯竿を選びますが、まずは磯竿は軽くて扱いやすいものを選んだ方が断然良いという事は前提です。
竿って色々な種類があるけれど?
磯竿の外ガイドと中通し竿
磯竿を選ぶ時に、最初に決めるのが外ガイドか中通しの竿にするかです。まずは、外ガイドと中通しの磯竿を見てみましょう。
磯竿には外ガイドの竿と中通しの竿があります。道糸が竿の外にあるガイドの中を通るのが外ガイドの竿で、竿の中を通るのが中通し竿です。
左が外ガイドで、右が中通しの竿になります。少し解り難いかも知れませんね。
もう少し解りやすいように下記を見てみましょう。
左が外ガイドになります。竿の外に道糸が通るガイドが付いているのが解ります。 |
左が中通しの竿の先端です。先端(トップ)を比べると、ガイドが無いのが解ります。
このように中通しは、道糸が竿の中を通る竿になります。 |
どちらが良いのかは、人それぞれの好みと言えますが、私のオススメは断然中通しです。
中通しは、ガイドがないので道糸が竿の先端のガイドに絡まる事がありません。これは釣っていてとても楽に感じる事です。
ウキを投入する時に、先端のガイドに絡まっているのに気が付かないと、悪くする時は竿先を折ってしまう事さえあります。
また、風の影響も受けにくいです。外ガイドでは、ガイドとガイドの間の道糸が風の影響で膨らんでしまい、糸の出が悪くなる事があります。それも中通しでは影響はありません。
同様に、雨が降った時や、波を被った時などは、外ガイドは竿に道糸がくっついてしまいますが、中通しは影響がほとんど受けなくて済みます。
では、中通しより外ガイドの良いところはないの?とも思いますね。
中通しより、外ガイドの方のメリットとしては、糸の出が良いところです。糸と竿との触れてる部分が少ないので、摩擦は外ガイドの方がありません。結果、外ガイドの方が糸のでは良いと言えます。
ただ、これも今の中通しの竿は、竿の中が超撥水の特殊加工がさせているので、私としては外ガイドと遜色ないほど、糸の出は良いと思います。
そうは言っても、一日長時間使用していると、段々と竿の中に水滴が溜まって来て多少は糸の出は悪くなってきます。
もう一つ、中通しより外ガイドの方が良い面は、全体的に外ガイドの方が安い事があります。中通しは安くても1万円程度はしますし、撥水加工の良いものを買おうと思えば実売で2万円してしまいます。
竿で2万円と思えば高いですね。しかし磯釣りを楽しむのに竿とリールは性能が良い物を選んでおいた方が、結果お得になると思います。
良いものは満足しながら長く使えます。安いものは使っていて、すぐに不満が出てくるので、新しい物が欲しくなり、結局使わない竿になってしまうのです。
磯竿を始めて買おうかと迷っている人には、中通しの磯竿で、価格は2万円以上から選ぶようにすると良いと思います。
中通しの竿は、メーカーによってインターロッドやインナーロッドの名称で売られています。
竿の硬さってなに?
外ガイドか中通しかを決めたら、次は竿の硬さを決めます。この硬さの表記は外ガイドも中通しも一緒です。
竿には硬さがあり、その硬さを号数で表します。
数字が大きくなるほど硬くなります。通常ウキフカセ釣りに使う号数は、1号から2号以内くらいです。1号から2号の中にも、1.2号や1.5号などがあります。
下記を見てみましょう。ダイワから出ているドライマックスと言う竿の使用表です。
一番左上にあるアイテムの中の1号-5.3・Nの表示があります。この中の”1号”が硬さを表します。その下を見ると、1.2号-4.5Nとなっていて、これは硬さが1.2号になります。このようにドライマックスと言う竿の中にも、硬さは数種類もあります。
3号などは、離島で大物と対峙する時に使うような硬い竿になります。この他にも、チヌ用の竿には、0.8号などもっと軟らかい竿などもあります。
中には、0号と言う竿もあります。
初心者が始めての磯竿を選ぶには、1号から2号くらいが最適な硬さです。私のオススメとしては1.2号です。
釣る場所にもよりますが、初心者が磯釣りを始めるのに、いきなり沖磯や離島には行かないでしょう。地磯や防波堤などから始めると思いますが、そのような場所には1.2号くらいからが良いと思います。
また、沖磯に行くにも、良い竿を買っておくと、硬さ以外に”ネバリ”があるので、大抵の場所まで対応できる竿になります。
ネバリとは、大きなお魚が食って、竿をグーと曲げられた状態から、竿がお魚を浮かしてくるチカラと言えるでしょう。硬さ軟らかさ以外に、良い竿は”ネバリ”があります。
お魚に対して、硬い竿より軟らかい竿の方が釣りやすい事もあるので、オススメは1.2号で硬くても1.5号までが初心者にはオススメの一本です。
号数選びで注意する点があります。他の釣りをやっている人は、竿の号数はオモリと適したサイズと思っています。これは仮に30号の竿には30号のオモリが適していますよ!と言う意味です。
投げ釣りや船釣りなどの竿は、竿の号数と同じオモリの号数を使うと丁度いいですとなっています。
しかし、磯竿の場合はハリスと合わせると丁度良いとなっています。つまり、1号の竿には1号のハリスとのバランスが良いですよ!と言う意味です。
長さは長いのが良いの?
硬さも決まったら、次は竿の長さですが、先ほどの上記の表で、1号-5.3の”5.3”は気になりませんでしたか?この”5.3”が竿の長さになります。”5.3m”の意味になります。
本来は釣り場に合わせて長さを選ぶのがベストですが、そんなに何本も竿を買う事は出来ないので、通常は一番人気の高い5.3m前後が良いです。
女性で非力な人や、短い方が軽くて釣りやすいので、短い竿を好む人もいます。確かに一日中、竿を持っていると持ち重さを感じるので、軽い竿が良い人は4m前後の短い竿でも良いでしょう。
長い磯竿は6m以上もあります。私は持っていないので必要性は感じていません。あなたが、いつも行く釣り場が、根が張り出しているような所であれば、長い竿の方が釣りやすいかもしれません。
磯竿ランキング
もし私の友人が新しく釣りを始めるとして、どんな磯竿が良いの?と聞かれた時。
友人にススメる磯竿をランキングとして案内します。
プレッサドライ
メーカーはダイワです。
私自身はダイワとシマノしか使った事がないですが、特別不満に思うような事もなく釣りが楽しめているので、この2メーカーから選んでおけば良いと思います。
ダイワの中通し(インターライン)は4種類あります。
メガドライ・マークドライ・プレッサドライ・インターラインリーガルです。
高くて良いものは良いです。でも価格との調整ですね。
インターラインリーガルは実売で1万円も切るものもありますが、マークドライ3万円くらいします。
その中でプレッサドライは2万円くらいです。
お小遣いがたくさんある人は、メガドライが良いでしょう。
しかしサラリーマン釣り師としては、満足はするけど高すぎないで選びます。
そうなるとプレッサドライが丁度良いと言えます。
仕様 | 1号-53・F、1.5号-45・F、1.5号-53・F、2号-45・F、2号-53・F、3号-53HR・Fの6タイプ |
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メーカー希望本体価格(円) | 22,900〜28,500円 |
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